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世界の艦艇

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イスラエル海軍補給艦「テマ・スター号」

この艦が建造されたのは昭和54年

発注元はイスラエル海軍、造船会社は函館どつく

巧妙に発注元は隠されており、ある会社を通じてイスラエル海軍は函館どつくに建造を依頼した。その証拠は「亀は陸を走れるか 函館どつく」から引用する。

「会社側は受注先について口をにごすが、全造船函館ドック分会の幹部らは「リベリア向けタンカーといわれているが、リベリアはダミーに使われているだけ」と証言。

多目的船とされ、それは単なる名目で、中東戦争など有事の際、いつでも軍用貨物船に転用できる仕掛けになっていた。コンテナ、鉱石、穀類、新聞ロール紙、一般雑貨類以外ならすべて積載可能という。函館どつくは帝国海軍、海上自衛隊御用達の造船会社ではあるが、修理のみで建造はやっていなかった多目的船の建造は函館ドック造船所では初めての経験となった。

契約は一隻34億円  しかしその後の構造不況と円高の影響で一隻平均15億円の赤字となりしめて60億円前後の赤字となり函館どつくの経営悪化に拍車をかけたらしい。その構造不況とは、どつくの経験不足で技術面のミスが相次ぎ、それに加え設計ミスまで発覚し、完成の一歩手前からオーナーから船の追加注文もあり納期は遅れた。

そうしてまで建造する理由はあったのだろうか? 

しかしそれを今は置いといて艦のデータは少ないが載せておく事にする。以下のデータである。

 

主要目 全長168m 幅22.8 深さ13,4メートル 速力18ノット

計4隻が建造された。設計担当者によると、オーナーサイドから上甲板、船側については機銃攻撃を受けても貫通しない鋼板の使用、それと最高速力18ノットの高速性を持たせよ、この二つが強く要請されていた。」と話す。



一番艦が「コーベスター号」

二番艦が「デマ・スター号」

三番艦、四番艦の艦名は不明

 出典「亀は陸を走れるか 函館どつく」毎日新聞より

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※補給艦の耐用年数を考えて、まだ1隻ぐらいは現役と推測する。